BE SEIKO

ミュージカル「Les Misérables」インタビュー(前編)

2024-10-20 18:33
#インタビュー

どうも。武部です。
今日から3日間Les Misérablesに関わっている本田くん、團野くん、山下くんに色々話を聞いていきます。

Les Misérablesはフランス革命を舞台にした小説を原作にしたミュージカルでSFではそれを1時間弱にリメイクしています。
私も個人的に去年から気になっていた企画なのでどんな話が飛び出すのか楽しみです。

それでは早速Les Misérables座談会をお楽しみください。

それぞれの役柄について教えてください。またお気に入りのキャラクターや自分に似ているキャラクターがあれば教えてください。

主人公から言っていこか。
私が演じるのは、主人公ジャン・バルジャンです。
彼は自分が信じて「やろう」と思った道を真っ直ぐ突き進む男なので、自分に似ている、とまでは言えませんが、まさに私が理想とする人物像ではありますね!
次、相手役行きましょうか。
僕は、そのジャンバルジャンを追いかけ回すジャベールという刑事の役。
自分の信じた道を突き進む意味ではジャンバルジャンに似てるんだけど、そこが頑固さにつながってて、作中では敵役やけどすごい魅力的なキャラクターかなと思ってる。
いや〜、やっぱ僕の中で本田は企画発案者というだけあって熱意の人といいますか、後先を考えれてないのも含めて似てると思いますね。
本田くんが発案だったんですか?
そうやね
脚本の谷澤と授業中に話してて。。。みたいな感じやったよね
そうですね。音楽の授業でレミゼラブルを見た後に、「レミゼ....やってみる?」みたいな感じで、本当にその場のノリというか、勢いで始めてしまったんですよね。
やっぱこの「やろう」ですぐ行動に行くのも似てますよね笑
そういえば本田くんは去年もジャンバルジャンだったんですか?
去年は、中筋やったね。
去年はバルジャンやジャベールは別の人がやっていましたが、今年はオーディションで配役を決めましたね。
というか2人とも、去年は教える側って感じで演じる側ではなかったもんね。
40人規模の企画のオーディションはなかなか大変だったんじゃないですか?
僕は、大変さはあったけど、新しい“レミゼ”っていう形が見えてきて、ワクワクもしてたかな。
いやーーー大変でしたね…しかも、あの時は本田がいろいろミス多くて…少し後悔してましたね。
いや本当にあの時のミスの多さはお恥ずかしい限りで....耳が痛いです
ただ山下も言う通り、今年のレミゼは去年とはまた一味違ったものになります。
楽しみにしていてください!
昨年レミゼの裏側
そういえば團野さんの役柄をまだ聞けてなかったですね。
あ、私がよくわからない人になってました。
私の役は、エポニーヌという現代的に言うと、“負けヒロイン“的な役をやらせてもらってます。
やっぱり、女性の役というだけあって、演じにくくて…ただ向き合うべきものであると、練習のたび思いますね。
“負けヒロイン”と言うことは“勝ちヒロイン”もいるんですか?
それこそ、コゼットですね!ただ、あんまりここら辺の恋模様はやらずに、ジャベールとジャンバルジャンのおじさん2人の話ばっかりなんですけど…
昨年レミゼの裏側
そうですね....
今回、私と山下の“おじさん2人”がメインになって話を進めていくことになってます。
とはいえエポニーヌとコゼットを取り巻く恋愛描写や革命のストーリーは見応えがあります!
それでいうと、さっきホンダがジャンバルジャンに似てるって話したんすけど、逆にいうと山下は…こう、奇想天外というかなんというか…たまに演じている際もおかしな山下がちらつきますね…
そうですね...普段の山下の奇行を見ていると常に“ジャベール”でなく“山下”が脳裏に浮かびますね...
客席の皆さんからはわからないので大丈夫だと思いますが。
やっぱりジャベールの法の番人というイメージには、合わないかなと思うね。
ただ、一つのことに情熱を傾けられるっていうのは、通ずるものがあるかなとも思ってる。
2人とも熱い男やな…

中編へ続く…

氏名:本田凌太
学年:高校2年生
SFで所属している団体:高2C、レミゼラブル、美術部、ゴスペラーズ、ガネー社、SF運営委員
当日気になっている企画:ライフサイエンス部、バンド
SFを一言で言うなら:熱意の集大成