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SF2024現場リポート(文芸部&カト研)

2024-11-01 18:50
#現場リポート

おはようございます。レポーターの武蔵です。
今日は文芸部とカトリック研究部を調査しに行きます。

美術室前に設置されている部室に入ると、まず目に入ってきたのが、体育祭で使用されたバトンでした。

昨年レミゼの裏側

文芸部はこれを担いで部活対抗リレーに出場しており、とてつもない重量を感じます。

文芸部は今年、神社という前代未聞の企画を立ち上げています。
我らが大阪星光学院はカトリックがサレジオ会の学校です。
宗教の違いからの圧力はなかったのかと聞くと、部長のムーランさん曰く、「やはり圧力はあったものの、顧問の先生が対応してくださった」とのことです。

神社を企画した理由は、彼らが『東方プロジェクト』という作品のファンだったからだそう。
彼らの作品への愛がインタビューからも伝わりました。(下のは製作中の鈴鈴です)

昨年レミゼの裏側

文芸部は神社だけでなく、部誌の販売(200円)も行っています。
購入者に対して部長は、「全部読んでくれたら嬉しいけど、今年の文芸部がどれくらいの熱量があるかを見て欲しい」と語ってくれました。

聞くところによると、星光満天宮には鳥居だけでなく、賽銭箱やおみくじなどもあるとのこと。
受験生はもちろん、在校生も成績向上を願って参拝してみてください!

部長からの未来の新入部員にひとこと
「文芸部来る気で、星光に来い!」

カトリック研究会レポート

先述したとおり、大阪星光学院はカトリックがサレジオ会の学校。
そのカトリックの名を冠するカトリック研究会からの現場レポートです。

彼らの企画は「高山右近、フランシスコ•ザビエルについての展示」です。
具体的には、高山右近は彼が治めた高槻城跡について、ザビエルは神戸国立博物館へ赴いた際のレポートとのこと。

高山右近は戦国時代のキリシタン大名です。
高槻城を自身の城としましたが、は豊臣秀吉によるキリシタン弾圧により領地を失いました。
加賀藩に身を寄せた後、最終的に日本からフィリピンに追放され、1615年に客死します。
殉教者として2017年2月、大阪で列福されました。
フランシスコ・ザビエルは、スペインのバスク地方出身のイエズス会の宣教師です。
日本に初めてキリスト教を伝え、東洋の使徒といわれました。
1549年(戦国時代)に鹿児島に上陸し、以後滞在2年余のうちに平戸や山口などで伝道に励み、
500人以上に洗礼を授けました。

部長である脇本さんにお話しを伺いました。

特にどこに注目して展示を読んで欲しいですか?
ザビエルを通じて日本にカトリックが伝来したので、そこに特に注目して欲しいです。
カトリック研究会は全員が中学生で構成される部活ですけども、準備等で大変なところはどこですか。
展示に必要な資料作りが一番難しいですね。
過去には高校生がいないことによる知識やノウハウが足りないこともありましたが、
今回はそうならないよう頑張りたいです。

最後に

文芸部もカトリックも、決してメジャーな部活とは言えませんが、本当に熱意を持ってSFに臨んでいるのがわかりました。

彼らの熱意に応えられるよう、残りを駆け抜けていきたいと思います。

おまけ:ボランティア部のエコキャップアートちょい見せ

ボランティア部はドリンク販売だけではなく、エコキャップアートの展示もやります。

私も制作に参加しましたが、他校のメンバーをまとめるのが1番難しかったです。
ですが、のべ制作時間100時間の大作なのでぜひ見てください

グラウンドor玄関入口(キャンパスプラザ)で展示予定

昨年レミゼの裏側