BE SEIKO

星光アミューズメント課アフタートーク「前編」

2024-12-04 22:30
#アフタートーク

どうも。武部です。 今回はアフタートークシリーズの星光アミューズメント課編です。

アミューズメント課が発足した2月ごろから当日までを4人の責任者(岡上くん、藤本くん、谷川くん、武部)が振り返っていきます。

自称星光史上最大の企画の歩みに迫ります。

星光アミューズメント課結成〜メンバー集めの許可が降りる

岡
去年の文化祭が僕らの中では大きくて、あの時一回団結してるメンバーでまずはやろうっていう話になったよね
武
コーヒーカップやんな？
岡
うん
藤
そうやなあの頃は岡上がめっちゃ頼れる男って感じしてたよな
岡
どういうことやろか
谷
この時が岡上の最盛期でしたよね
藤
そうですね。岡上が最初にみんなをまとめてくれないと始まりませんでしたから
裏側
武
引っ張る役→一人一人に寄り添うになったもんね
谷
そうですね。今も信頼ができるという点に変わりはないですね
岡
ありがとうございます
武
最初はジェットコースターをするかせーへんかで軽く揉めたよな？
藤
めっちゃ揉めたな
岡
揉めたね
裏側
藤
ここで岡上が手腕を見せてくれたよね
岡
手腕というよりわがままやけど笑
藤
まあけどそのわがままがないとここまで来れてなかった
武
学校側からも両方は…って感じやったよな？
岡
菅原さんに俺個人的に1、2回話しされたもん
谷
ほぼ学校側の反対を押し切ったみたいな形やったな
藤
この頃1週間でカップ作るとかしてたなー
武
スピードありまっせっていうためにな〜
裏側
武
あの時も揉めへんかった？
藤
あーそうやったなー
藤
あれだけは譲られへんかった
谷
岡上くんが去年からどう発展させるかってとこで椅子の形を変えようとしたやつねー
岡
そりゃ進化させるやろ普通
岡
まだ他学年入ってなかったから、中心メンバーと手伝ってくれる人でやってたよね
武
そこでかなりメンバー集めたよな〜
藤
だいぶ大変やったなー
裏側
藤
思ったより増えてくれへんかったりしたな
武
午前中補習の裏で買い出し行ってもらって午後に作ってを繰り返してたもんな〜
藤
雨の中ブルーシートとか巻いて運んだなー
岡
みんなあの時は希望に満ち溢れてた？
武
何も見えてへんかったなぁ
谷
両方とは言いつつほぼコーヒーカップのことしか考えてなかったもんねー
谷
てかこのときはコーヒーカップじゃなくて回転シーソーをやるはずやったよな
岡
2個はコーヒーカップでもう2個がシーソーね
藤
ほんまや
武
そういえばそうやったな
藤
岡上がいろんな案を出してみんなで一つ一つ考えてたよな
裏側
武
やめた直接のきっかけは高1Aがメリーゴーランドって形でシーソーをやるからやったっけ？
谷
そうやね　流石に被るからまずいと思ったんやけど気づいたら岡上がオッケー出しててびっくりしたよね
藤
あの時が岡上の始まりやってんな
武
俺らはライバルや！っ的なこと言ってたなぁ
かっこよかったけどなぁ…
岡
ん？

メンバー集め第1弾

岡
最初武部がポスター作ってくれて
岡
貼ろうとしたら止められた
藤
1学期はメンバー集め中心やったけど思うようにいかんこと多かったな
武
高1の3学期の終わりに説明会やったけど来てくれたん2、3人とかやったよなぁ
岡
知名度がね
岡
思ってたより差があった
藤
流石に時期早すぎてまだ実感がなかったのもあるんやろうなー
谷
俺らのイメージも全然固まってなかったしね
武
4月の頭に急遽もっかい説明会したよなぁ
藤
それでも人足りへんかったから一人一人誘ったよなー
岡
そのときも入りはそんなにやった
谷
結局うまくいかなくてやきもきした覚えがあるね
藤
7月ぐらいまでしてみて人少ないから一人一人ノルマとかも作ったよなー
裏側

夏

藤
この頃だよね岡上の片鱗が見えてきたのは
谷
ジェットコースターに着手し始めるってときに、大量の木材をどう入手するかっていう話になって、最初は木材屋さんから廃材をもらおうって話になったんよな
裏側
武
材木屋がどこにあるか調べてくれて
武
サッカー部行くからって言われて岡上不在でこっちと何人かで材木屋行ったはず…
そん時もアポ取ってへんかったから結局ただの散歩やったなぁ
藤
サッカー部大変そうやったなー
試合とかで忙しい分質で見せてくれたよな
武
アポ取りは岡上が全部やってくれたよな
岡
やりました
谷
岡上にとっては胃炎とかで来れなくて苦しい時期やったよな
岡
あれはほんとに申し訳なかった。小一ヶ月抜けてたんかな。
藤
けど一人一人の役割を再認識させられる機会やったよな
岡
胃炎ほぼ治ったとはいえまだ作業とか残ってやんのはきつくて。
休み時間にマツタク先生の携帯をお借りして電話かけまくったんやけど
藤
体育のバレーはしてたけどな笑
岡
やかましい
谷
息抜きはだいじやもんな
岡
(授業やからね
武
何軒ぐらいに電話したんやっけ？
岡
十件ぐらいはかけたんちゃうかな
不在着信の嵐で
そこに現れたのが上田さん

※上田さん…上田木材株式会社さん

藤
救世主やな
裏側
岡
ホンマにそう
谷
一軒目の石岡材木店さんで廃材をいただいてきて、仮でコースの一部分を組んでみたけど、廃材ではやっぱ厳しいっていう結論になって悩んだよね
藤
そうやったなー
武
サイズがまちまちになってしまうしなぁ
藤
自分たちの想定の甘さを痛感させられたよな
武
でもユニットのイメージがくっきりしてきたよな
岡
石岡さんにもらった時点ではまだサイズ感とかも決まってなくて
裏側
藤
あの頃はみんなふんわりとしか理解してなかったから今思えば実際の木材で試してみるってほんまに大切やったな
岡
机上の空論にならない
武
こっちも実物大の模型を作るんやって言ったよなぁ
谷
やっとジェットコースターにみんな身が入り出してきた頃よな
藤
そうやなーその頃からやっとまともな設計に入ったよな
谷
上田さんのところにも最初は廃材をもらうつもりで伺ったんやけど、ご厚意で木材を破格の値段で下さることになったんよな
谷
このことはほんまに感謝してもしきれないです
裏側
岡
その後上田さんのところに行ったらめっちゃ親切に相談に乗ってくれて使う木材を２種類で一緒に考えてくれた
武
設計図も一緒に考えてくれたしなぁ
武
筋交もそん時に教えてもらったもんなぁ
藤
そっから実際に自分たちで考えてみたらほんまに大変やったなー
岡
僕らはほんまに運が良かった
谷
上田さんがいなかったら今の形にならなかったし、そもそも完成しなかった
武
上田さんとコンタクトが取れたんも岡上の人柄と熱量のおかげやったよな…
藤
岡上のみんなの気持ちを動かす力はほんまにすごかった
藤
めっちゃ尊敬してる
裏側
谷
そっから木材が届くのが九月に決まって、本格的に設計をするフェーズに入ったよね
武
せやったなぁ
夏休みはほぼほぼ設計に費やしたよな？
藤
最初はコースの外形でだいぶ揉めたよな
岡
でバトル勃発
裏側
藤
夏はずっとカーブを120度か180度かで揉めてたよね
武
最初は180°のつもりやったよな？
岡
そうやね、でも本音で戦えたのは良かったと思うよ
谷
180°の設計図を書いてたら、立体交差の部分で問題が生じたんよな
藤
そうなんよ
180度にするとスイッチバックカーブに加えて難所が増えるから
あんまりしたくなかってんな
岡
パイプを使うという案は俺の頭からはでてこなかった
裏側
藤
結局百二十度に落ち着いたけど結果オーライなんじゃない？
一年目は後輩たちに完成という理想系を見せてあげないといけないし
谷
そっから石山が180°の改善案を出してくれるんやけど、結局着地点が見つからなかった感じ
藤
あの改善案の図は傾きとか何も考えられてなかったんで実はブチギレでした
武
2学期の始業式までもつれこんだよな？
藤
夏の合宿で来てる予定やったけど結局二学期までもつれこんだなー
あの時は岡上が思いっきり折られて決着したよな
岡
折られたね
俺はかなり泣きかけたよ
武
あん時一体になった感じしたなぁ
谷
結局180°が理想のまま現実味を帯びてこなかったんよな
武
金銭的にも時間的にも…
岡
それはその通りや
谷
だからこそ180°を来年の世代に叶えて欲しいって勝手に思ってます
岡
勝手にね
藤
それで実際木材きてからもだいぶ大変やったな…
裏側

本格始動

武
予定よりも作業は進まんかったよなぁ
岡
木材が来てみんな総動員で運んでもろてそっからはとにかく切りまくる作業
谷
木材搬入の日が9月下旬やったから、始業式から木材搬入する前に、俺らでできることをやろうってなったよね
岡
切るのは予定を上回るペースで終わったけど、その後なぜか遅れたね
裏側
藤
まだ設計が固まりきってなかったから円滑な作業ができなかったのは俺の力量不足やわー
谷
カーブ、スイッチバック、コーヒーカップの台車全部2週間くらいでやろうとしてたよな
谷
今考えたらありえない話笑
武
コーヒーカップに扉つけようって言い出したんもこの辺やなかったっけ？
藤
めっちゃ急やったよなー
岡
前から勝手に主張してはいたで
藤
あの時は想定が甘すぎたのか技術力を過信したのか1日で終わると勘違いしてたよなー
谷
岡上中心にコーヒーカップを何か進化させたいということでコーヒーカップの台車に蝶番をつけてドアを作ることになったんやけど、これが思ったより終わらなかったんよな
岡
はーいすいませーん
谷
最初は一時間で終わるって話やったんやけど、結局3日くらいかかりました！
武
武部が1台分やるわ！って言ったらやってたらミスして作り直して…っていうんで結構ロスしてしもたんよな…
藤
全然いいよ
結果オーライ
谷
これも大事な経験でしたよね。
岡
それは些細なことや
裏側
武
そういえばあれで強度変わったんかな？
藤
変わらんかったよ
岡
絶対変わった
谷
…
藤
ってか多分あれで強度変わるわけなくない？
岡
強度というか安定はした
藤
安心はしたよね
武
一応菅原先生とかには強度変わるからやるンゴって言った気がする
岡
とにかく何か変えたかってん
谷
…
藤
…
自分たちが立てたスケジュールとかが全然思い通りに行かずにだいぶ立て直したな
岡
スケジュール担当谷川の頑張りによる
谷
そうやな
最初はジェットコースターのコースを形作るユニットを1日四個作ろうって計画やったけど、
最初の方は2個もできなくて絶望したな
藤
後半はなぜか改善したよな
岡
後輩の存在がでかすぎた
武
ウチらは量産体制できたら早いんやけどそれまでの時間がかかってまったからなぁ
焦りすぎて休日出勤案も出たよな？
岡
でたねー
あれあったらだいぶしんどさは軽減されたと思うけど、却下
谷
去年コーヒーカップをやってはいたものの、ジェットコースターはほぼ手探りやったからなー
谷
作業の遅れに重ねて、学年閉鎖っていう予期してなかったことが起きて本当にしんどかったよね

中編へ続く…

氏名：谷川聡亮
学年：高校2年生
SFで所属している団体:高2B、星光アミューズメント課
当日気になっている企画：ゴスペラーズ、レミゼラブル、弓道部
SFを一言で言うなら…：みんなの到達点